建立: | 平成13(2001)年10 月 | |
場所: | モンゴル・ウランバートル市 | |
設計: | 横河建築設計事務所 |
終戦後、モンゴルに抑留され亡くなった約1,700名の人々の慰霊碑として、最も多い人数が埋葬されていたウランバートル市近郊のダンバダルジャ墓地の跡地に建立。
小高い丘の上に位置し、ウランバートル市街に向かい景色を一望できる。
祈りの広場の形状は「日本」を象徴する円形状で、広場の中央には収容所跡地を示したモンゴルの地図が刻まれており、モンゴル国内で亡くなられた全ての抑留中死亡者への慰霊の意志を表している。
碑には「さきの大戦の後1945年から1947年までの間に祖国への帰還を希みながらこの大地で亡くなられた日本人の方々を偲び平和への思いをこめてこの碑を建設する」と刻まれている。