日本遺族会では、以下のとおり組織の拡充強化に取り組んでいます。
① 戦没者の遺児は、組織の中核であることを自覚し、慰霊祭への参加、会費の徴収、機関紙の配布等々、積極的に支部の活動に参加、協力するのは無論、各種事業に戦没者の孫・曾孫等と一緒に参加するよう努める。
② 支部にあっては、引き続き魅力のある支部づくりを創造するとともに、新規会員の獲得と後継者の育成に努める。
ア.慰霊友好親善事業及び遺骨帰還事業の参加者等に対し、説明会や報告会等の会合を設け、漏れなく会員とするように努力する。
イ.特別弔慰金受給対象者に対し、簡単な資料等を作成し、申請に関する相談等を通じてその主旨、運動の経緯等を説明するとともに、理解と協力を要請し、組織活動への参画を働きかける。
ウ.次世代後継者である「戦没者の孫、曾孫の会」の組織化を図る。
当面の会員数は、各支部50~100名程度とする。
③ 女性部は、昨年本会に提言した事項について、着実に実行に移すよう本部・支部と一体になり取り組む。
また、各支部にあっては、女性遺児の参加を積極的に要請するとともに、遺児の配偶者、孫、曾孫の入部を促進し、後継者の育成に努める。
さらに、家族ぐるみで参加できる魅力的な部会を引き続き模索する。
④ ブロック会議を開催し、連携を密にするとともに、情報の共有化をはかる。