日本遺族会は、戦没者の遺品の返還活動を続ける米国のNPO団体「OBONソサエティ」に協力している。
今年六月、小原一也氏が戦地に持参した日章旗の調査依頼が本会にあり、小原氏の本籍地である長野県遺族会の協力を得て、小原氏の長男が静岡県にいることを確認した。長男の小原久始さんは、姉や親族が住む故郷の長野県で日章旗の返還を希望された。
日章旗の返還を受けた小原久始さんら親族=10月8日、長野県護国神社で
ロシア・ザバイカル地方
日本遺族会は、厚生労働省の委託事業である海外民間建立慰霊碑移設等事業で、10月25日から11月1日の期間、ロシアのザバイカル地方に二人を派遣した。
ハハトイ村の経年劣化により朽ち果てた木製角塔婆=10月18日、ザバイカルスキー地区で
日本遺族会は、厚生労働省が主催する遺骨帰還事業の参加者を募集している。
申し込みは各都道府県遺族会事務局へ
問い合わせは日本遺族会事務局まで
実施時期等
別表参照(平成28年7月14日現在) ※new 硫黄島後半期の計画が追加しました!!
実施地域・時期(予定)はこちらをクリックしてください(PDF)
※現地受入れ機関との調整等により事業が中止、日程変更する場合があります。
日本遺族会が昭和24年2月10日から毎月15日付で発行している日本遺族通信では、水落敏栄日本遺族会会長(参議院議員)の戦没者遺族の処遇改善、戦没者の慰霊、遺骨収集のための活動などを紹介する「時局に思う」を不定期掲載しています。
参照される場合はPDFファイルになります。
日本遺族会では、「日本遺族通信」でも紹介している戦没者遺品の返還活動「OBON2015」に協力して、「寄せ書き日の丸」の持ち主遺族を捜しています。
OBON2015のホームページをご覧いただき、日章旗に書かれている内容に心当たりのある方は、ぜひご協力下さい。