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令和2年度 戦没者遺児による慰霊友好親善事業 参加者募集

2020年05月20日

お知らせ, 会員のページ, 慰霊友好親善事業, 遺児巡拝 参加者募集

募集要項・実施計画概要はこちらをクリック

▼参加費10万円

※東京等に集合し、結団式及び渡航に係る説明会を行う。なお、集合場所まで及び解散場所からの交通機関はご自身の手配となる。移動に係る国内交通費及び帰国時の宿泊代、渡航手続手数料等は個人負担となる。

▼参加資格 戦没者の遺児。令和元年度参加者を除き、複数回の応募が出来る。

▼申込方法 在住する各都道府県遺族会事務局へ。

参加者の資格審査に当たり、申込書の記入項目の全てに記入を要するので、事前に申込用紙を取り寄せていただき、記入項目に不明な点(戦没者の部隊名等)があれば各遺族会に相談し条件を満たしたうえで提出願いたい。なお、申込多数の場合は選考となる。

また、巡拝地域や実施時期等は、相手国や交通機関等の事情で変更、延期または中止となる場合があるので、予めご了承願いたい。

なお慰霊友好親善事業には、参加者の高齢化を考慮し、看護師が同行する。

日章旗返還 愛知県で

2020年05月15日

お知らせ, 日章旗等返還の取組み

本会が厚生労働省の委託を受け実施している「戦没者遺留品の返還に伴う調査」事業で、戦没者の遺品の返還運動を推進しているOBONソサエティから本会に照会があった日章旗が、愛知県で遺族に返還された。

日章旗は、カリフォルニア州在住のデブラ・ロバートソンさんが元米兵の義父から譲り受けたもので、今回、愛知県遺族連合会と刈谷市遺族連合会の調査で、フィリピンで戦死した石川玄次さんのものであることが分かり、三女の稲田美子さんが刈谷市に在住していることが判明した。

2月17日、刈谷市役所で返還式が行われ、市長から稲田さんに日章旗が引き渡された。今回の返還で、海軍機関兵曹長だった父親について稲田さんは、「無事に陸に着いていたことが分かって、ある意味ほっとした。亡き母と父自身にこの旗を見せてあげられたら」と話した。

日章旗を返還

【厚生労働省からのお知らせ】戦没者遺骨の身元特定のためのDNA鑑定の対象地域の拡大について

2020年03月06日

お知らせ, 事業の取組み, 会員のページ

 

厚生労働省は遺留品等の手掛かり資料がない戦没者遺骨の身元特定のためのDNA鑑定を試行的に実施するとのことです。具体的には、硫黄島及びキリバス共和国ギルバート諸島タラワ環礁において、令和2年度(4月)から公募により実施する予定です。

詳細については、厚生労働省のホームページを閲覧していただくか、厚生労働省社会・援護局事業課鑑定調整室へお問い合わせください。

【厚生労働省からのお知らせ】はこちらをクリック

戦没者遺留品返還事業 愛知県と宮崎県で日章旗返還

2020年03月02日

お知らせ, 日章旗等返還の取組み

本会が厚生労働省の委託を受け実施している「戦没者遺留品の返還に伴う調査」事業で、戦没者の遺品の返還運動を推進しているOBONソサエティから本会に照会があった遺留品について、愛知県と宮崎県でそれぞれ遺族に返還された。

愛知県では、オレゴン州のグレッグ・マーフィーさんが米兵だった父から譲り受け保管していた日章旗が、知多市出身で、西カロリン諸島で戦死した佐藤豊一さんのものであることが判明した。10月11日に知多市役所市長室で宮島壽男市長から甥の佐藤勝則さんに引き渡された。勝則さんは「ご先祖さまや、母、地域の人にお見せし、平和のために使っていだだけるようにしたい」と話した。

知多市役所で宮島市長から日章旗を受け取る勝則さん(右)

知多市役所で宮島市長から日章旗を受け取る勝則さん(左)

宮崎県では、イリノイ州在住のブレンダ・トコピンスキーさんが元米兵の叔父から譲り受けた日章旗が、フィリピンで戦死した延岡市出身の矢山守さんのものであることが分かり、親族の元へ届けられた。受け取った甥の矢山良満さんは「ようやく叔父の魂が生まれ育った場所に帰ってくることができた」と喜び、「仏前に供え、子は孫に二度と戦争を起こしてはいけないことを伝えていきたい」と語った。

令和元年度戦没者遺児による慰霊友好親善事業 実施状況(ミャンマー)

2020年03月02日

お知らせ, 慰霊友好親善事業, 活動情報

 日本遺族会の「戦没者遺児による慰霊友好親善事業」が実施され、ミャンマーの各地に37人の遺児が参加した。一行は亡き父の眠る各地を訪れ、慰霊追悼を行い小学校等に学用品等を寄贈した。また、ミャンマー訪問中の三笠宮瑶子女王殿下より訪問団にご接見の栄を賜った。

水落敏栄日本遺族会会長を総括団長とする、ミャンマー慰霊友好親善訪問団は、12月13日靖国神社に参集、結団式を行いその後、ご本殿に上がり正式参拝を行った。

12月14日、ヤンゴンに到着した一行は、ヤンゴン市内のホテルで、ミャンマーご訪問中の三笠宮瑶子女王殿下にご接見を賜るという栄によくした。

19時過ぎ、水落会長のご先導で三笠宮瑶子女王殿下が、訪問団一行が拍手で迎える中ホテルバンケットにご入場された。

初めに水落会長が「この度のミャンマーご訪問に際し、ビルマ平和記念碑へのご参拝にいただきましたことにお礼を申しあげます。これまでの遺族や遺族会の活動に宮家がお心を寄せていただいていることに感謝申しあげ、恒久平和を希求する活動を続けることをお誓い申しあげます」とご挨拶された。その後、各班担当の事務局より各班の日程説明と団員の紹介を行った。最後に、水落会長が、ご接見のお礼を述べた後、団員の拍手に見送られ、瑶子女王殿下は会場を後にされた。

三笠宮瑤子女王殿下にご接見の栄を賜る

三笠宮瑤子女王殿下にご接見の栄を賜る

一行は、翌日より各班に分かれて縁の地に向かった。

A班は、モパリン、サトン、ムドン、タウイ、カニクイン、ピュ、トングーで個人慰霊祭を行い亡父の冥福を祈った。B班は、パガン、メークテーラ、キャウセ、モガウン、ミートキーナ、メイミョー、マンダレーで亡き父に語りかけた。C班は、プローム、カレワ、フォートホワイトの各地で戦没者の御霊に手を合わせた。

また、一行は、本事業のもう一つの目的である友好親善を各地で実施、小学校や病院等を訪問し学用品、衣類、車椅子等を寄贈して、民間外交を行った。

プロームの小学校を訪問し子供たちに学用品を贈る団員

プロームの小学校を訪問し子供たちに学用品を贈る団員

12月19日、在ミャンマー日本国大使館丸山市郎特命全権大使、ヤンゴン日本人会等の参列のもとミャンマー全戦没者追悼式を挙行、ご英霊に慰霊の誠を尽くした。

全戦没者追悼式で追悼の辞を読み上げる水落総括団長

全戦没者追悼式で追悼の辞を読み上げる水落総括団長

 

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