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遺骨帰還事業の取組み
日本遺族会では、政府の行う戦没者遺骨帰還事業に昭和46年より、フィリピン、ミャンマー(ビルマ)、東・西ニューギニア、ソロモン諸島、ビスマーク諸島、サイパン島、テニアン島、パラオ、硫黄島等の旧戦域をはじめ、平成3年からは旧ソ連地域にも戦没者遺族による参加者を派遣、協力しています。
また、戦後60年以上が経過し、遺骨情報が減少してきているなどの事情から、遺骨帰還が困難な状況になりつつある状況を踏まえ、南方地域からの今後の遺骨帰還の促進を図ることを目的に、平成18年度から厚生労働省の委託を受け、フィリピン(受託18・19・.20)、東部ニューギニア(受託18・19・20・21・22・23・24)ビスマーク・ソロモン諸島(受託19・20・21・22・23・24)において未帰還遺骨の集中的な情報収集を実施し、未だ海外等に眠るご遺骨の早期帰還に貢献しています。