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政府主催のモンゴル(ノモンハン事件)遺骨帰還団に本会より二人を派遣した。
派遣団は、八月二十二日に日本を出発し、モンゴル国スンベルで遺骨収容作業に従事し、同地のトウワン及びイミ高地で四柱を収容。九月六日、千鳥ケ淵戦没者墓苑での引渡式で厚生労働省へと遺骨を引き渡した。
また、八月二十八日から九月五日まで実施された硫黄島第二回特別派遣に本会より六人を派遣し、同島北東部の壕等で調査を行い、期間中三柱を収容した。
日本遺族会では、政府が主催する先の大戦における日本人戦没者の遺骨帰還事業に対し戦没者遺族の参加者を派遣し、協力している。
硫黄島における遺骨帰還事業の「第一回特別派遣」が七月九日から十七日までの期間で実施され、本会からは六人を派遣した。
第一回特別派遣団は、通常派遣に参加している本会や硫黄島関係団体の他、公募ボランティア等からの参加者を含め総勢約五十人が参加し、政府が米国調査で得た資料により発見され、これまで九九八柱が収容されている「滑走路西側集団埋葬地」で収容作業を行い、今回新たに百四十三柱を収容した。 (続きを読む..)