日本戦没者遺骨収集推進協会主催の東部ニューギニア戦没者遺骨収集帰還派遣に本会から4人を派遣し、パプアニューギニアの各地で遺骨の収容作業にあたり、112柱を日本へ送還した。この派遣は、本会が厚生労働省から委託され実施した海外未送還遺骨情報収集事業のオロ州、モロベ州、東セピック州での調査結果に基づくものである。
焼骨式で遺骨を荼毘に付す団員=2月19日、ウエワクで
日本戦没者遺骨収集推進協会主催の硫黄島戦没者遺骨収集派遣(第4回収容)に、1月17日から2月2日の期間で本会から七人を派遣し、硫黄島の壕等で収容作業に従事し、これまでに現地で収容、仮安置されていた遺骨も含めて17柱を内地へと奉還した。また。これに先駆けて地下壕等を調査する掘削調査立会の派遣も実施された。
遺骨を奉持し引渡式へと向かう団員=2月2日、千鳥ヶ淵戦没者墓苑で
日本戦没者遺骨収集推進協会は、硫黄島、ソロモン諸島、パラオ諸島へ相次いで遺骨収集派遣を実施した。
硫黄島
硫黄島遺骨収集第三回収容派遣は、11月21日から12月7日まで実施され、本会からは7人が派遣した。
神山海岸付近での遺骨収容作業=11月29日、硫黄島で