トップ » 遺児巡拝 参加者募集 » 戦争と平和を考える企画展 徳島県戦没者祈念館で
徳島県遺族会が運営している、徳島県戦没者記念館では、1月14日から1月23日まで、第12回特別企画展『井戸も掘る医者 ペシャワール会の医療活動・緑の大地計画』を開催した。
特別企画展では、ペシャワール会、立命館大学国際平和ミュージアムの協力により、ペシャワール会が行っている、「砂漠化した農地を回復し、難民の方々等の慢性の食料不足や栄養失調を少なくするための活動」を紹介した。また、アフガニスタンの復興に尽力した、故中村哲医師の現地での支援活動のDVDを上映した。
会期中は約400人が来館し、泥水をすする幼児の写真に衝撃を受け、「30年以上にわたり、アフガンを支援し続けた中村医師に感動と感謝の念を抱いた。民衆の命を守るには、まず平和を取り戻さなければならないと実感した」といった意見が聞かれた。
戦没者記念館では、今後も多様な視点から、定期的に特別企画展を開催し、戦争と平和について、考える機会を設けていく。