トップ » 日章旗等返還の取組み » 春季例大祭「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」コロナ禍で代表参拝へ
超党派の国会議員で組織する「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久参議院議員=本会名誉顧問)は、靖国神社春の例大祭に合わせ集団参拝を計画したが、新型コロナウイルス感染症の拡大で急遽、集団での参拝を取りやめ、尾辻会長、水落敏栄事務局長(参議院議員=本会会長)が代表で参拝した。
みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会は、一昨年秋の秋季例大祭以降、集団での参拝を見合わせていたことから、春の例大祭では、新型コロナウイルス感染症予防を徹底し、4月22日の当日祭に集団参拝を実施することで準備を進めていた。
また、本会は一年半ぶりの集団参拝となることから、都道府県遺族会の支部長らに、地元選出自民党所属国会議員に対して、一人でも多くの国会議員が、集団で靖国神社に参拝いただけるよう依頼もしていた。参拝予定日の3日前には、56人の自民党所属国会議員本人が、みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会と一緒に参拝する旨の意志を示していた。
しかし、東京や大阪などでのコロナウイルス感染者が急増し、3回目の緊急事態宣言が発出される見通しとなったことから4月21日午後、急遽、集団での参拝を見送ることを決定し、会長、事務局長での代表参拝に変更する旨を各議員に通知した。
4月22日午前8時前、靖国神社に到着した尾辻会長、水落事務局長は山口建史靖国神社宮司の出迎えを受けた。当初、昇殿参拝を予定していたが4月21日夕刻、靖国神社職員の一人にコロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたため、ご本殿が閉鎖されたことから社頭での参拝となった。参拝後尾辻会長と水落事務局長は、取材陣に対し「一刻も早くコロナが収まるように、そのことだけをお願いした」と述べた。