11月30日、午前10時30分、厚生労働省で「ハワイ(DPAA)遺骨受領派遣遺骨拝礼」が行われた。拝礼式には、日本遺族会を代表して水落敏栄会長が参列し、帰還した戦没者のご遺骨2柱に対し拝礼し、献花した。
今回帰還した遺骨は、キリバス共和国(ギルバート諸島)のタラワ環礁で収容され、米国DPAA(米国国防総省捕虜・行方不明者調査局)で管理されていた。その後、日本及び韓国に対して検体が提供され、日米韓の専門機関が身元特定のためのDNA分析等を行っていたところ、日本人遺族との間に血縁関係があるとの結果が得られたため、ハワイにあるDPAAの施設で保管されていた遺骨を送還した。
なお、2柱のご遺骨は、今後遺族へ引き渡される予定である。