日本遺族会は5月24日、第17回理事会を東京千代田区・千代田会館で開催した。平成30年度事業報告及び計算書、公益目的支出計画実施報告書の承認、さらには、英霊顕彰運動及び処遇改善運動の経過並びに今後の運動方法、令和二年度政府予算に対する本部・支部の要望事項等が審議された。
会議は午後1時30分、畔上和男専務理事の進行で開会、靖国神社に眠るご英霊に感謝の黙禱を捧げた後、水落敏栄本会会長(参議院議員)は、「新しい令和の時代が、平成の御代と同様に戦争のない平和な御代となりますよう皆様とともに、先輩や先達が築いた光輝ある遺族会の活動を今後も続けて参りたい」と挨拶した。次いで、森田次夫顧問から挨拶があった。
議事に入る前に理事の出席者数を確認し、会議の成立が確認された後、議長に市來健之助副会長が選出された。
議事に移り、最初に平成30年度事業報告及び決算等が説明された後、監事を代表して池中征司氏が監査報告を述べ、審議を経て承認された。次に平成30年度公益目的支出計画実施報告書、平成30年度本会諸会計予算の第一次補正、英霊顕彰及び処遇改善運動が承認された。その後、令和二年度政府予算に対する本会・支部からの要望事項が審議され、6月10日開催の評議員会を経て取りまとめることが承認された。