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遺骨収集帰還事業

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未送還遺骨の現地調査を実施 硫黄島・南方3地域で

2018年10月19日

お知らせ, 遺骨収集帰還事業

日本遺族会は、日本戦没者遺骨収集推進協会が実施している海外に未だ残されている遺骨に関する情報収集を行う現地調査及び硫黄島の掘削立会調査に派遣協力しており、今回マリアナ諸島、東部ニューギニア、硫黄島に本会から各調査に1人、ビスマーク・ソロモン諸島、に3人を派遣した。

マリアナ諸島には、8月19日から30日の期間で派遣協力し、関係行政機関等と協議を重ね試掘の許可を得て、サイパン島の極楽谷、バンザイクリフ、マッピ等で洞窟内等を調査した結果、54柱(推定)の遺骨を収容した。

サイパン島バンザイクリフの洞窟付近で遺骨を捜索する団員

サイパン島バンザイクリフの洞窟付近で遺骨を捜索する団員

東部ニューギニアでは、8月25日から9月12日の期間で東セピック及びサンダウン州で派遣が実施され、アンゴラム、アフア(坂東川)、マタパウ等で情報場所を試掘するなどして、19柱(推定)を収容した。

ビスマーク・ソロモン諸島では、9月14日から30日の期間でソロモン諸島ガダルカナル島に派遣し、丸山道調査班、アンドウ村調査班、広報活動班の3班に分かれ行動し、47柱(推定)を収容した。また、遺骨収集団とともに護衛艦「さざなみ」への遺骨引渡式に参列した。

硫黄島の掘削立会調査は、6月から9月にかけて既に7回実施され、地中探査レーダーに反応があった庁舎地区を対象とした掘削調査に立ち会った。

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