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遺骨収集帰還事業

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旧ソ連から81柱を奉持 抑留中死亡者遺骨収集団

2018年10月19日

お知らせ, 遺骨収集帰還事業

日本戦没者遺骨収集推進協会は、旧ソ連抑留中死亡者遺骨収集派遣で、ハバロフスク地方第二次及びザバイカル地方を7月23日から8月8日の期間で、クラスノヤルスク地方及びブリヤート共和国を8月6日から8月22日の期間で実施し、本会からも各派遣に対し参加協力した。

ハバロフスク地方第1次遺骨収集団は昨年に引き続き、ソールネチヌイ地区ゴリン村の第4923野病ゴリン居住地墓地で遺骨収集に従事し、43柱の遺骨を収容した。

ザバイカル地方遺骨収集団は、ペトロスク・ザバイカルスキー地区にある第520労働大隊ノボパブロフカその1、その2で遺骨収容を行い、27柱を収容した。

クラスノヤルスク地方遺骨収集団は、セーベロエニセスク地区ミハイロフスキー村にある第34収容所第九支部埋葬地で遺骨の発掘にあたり、11柱を収容した。

ブリヤート共和国遺骨収集団は、ザカメンスク地区バヤンゴル村の第28収容所バヤンゴル村墓地で作業にあたったが、収容した遺骨が遺骨鑑定人により日本人ではないと判定され、今回の派遣では遺骨の発見に至らなかった。

各派遣団は収容した遺骨を焼骨し、現地で追悼式を執り行い、すべての任務を終え、全員無事帰国し、ハバロフスク第1次及びザバイカル地方の派遣団は8月8日、クラスノヤルスク地方及びブリヤート共和国の派遣団は8月22日に、千鳥ケ淵戦没者墓苑での引渡式に臨み、参集した関係遺族が見守る中、厚生労働省に遺骨を引き渡した。

派遣団から厚生労働省へ遺骨が引き渡される

派遣団から厚生労働省へ遺骨が引き渡される

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