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遺骨収集帰還事業

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遺骨収集 旧ソ連から154柱が帰還

2017年09月15日

活動状況, 遺骨収集帰還事業

日本戦没者遺骨収集推進協会は、旧ソ連抑留中死亡者遺骨収集派遣を7月24日から8月9日の期間で実施した。本会からは、ハバロフスク地方第2次に2人、クラスノヤルスク地方に4人、ザバイカル地方に2人が参加協力した。

 ハバロフスク地方第2次遺骨収集団は、ソールネチヌイ地区ゴリン村の第4923野病ゴリン居住地墓地及び第五収容所第4923野病墓地で遺骨収集に従事し、35柱の遺骨を収容した。

 クラスノヤルスク地方遺骨収集団は、セーベロエニセイスク地区ミハイロフスキー村にある第34収容所第九支部埋葬地で遺骨収容を行い、27柱を収容した。

 

クラスノヤルスク地方 での遺骨収集

クラスノヤルスク地方
での遺骨収集

 ザバイカル地方遺骨収集団は、昨年に引き続きヒローク地区フーシンガ村にある第52収容所第2支部埋葬地で遺骨の発掘にあたり、92柱を収容した。

ザバイカル地方での遺骨収集

ザバイカル地方での遺骨収集

 各派遣団は収容した遺骨を焼骨し、現地で追悼式を執り行い、すべての任務を終え、8日全員無事に帰国した。

 翌9日には、派遣団はそれぞれ遺骨を奉持し、千鳥ケ淵戦没者墓苑での引渡式に臨み、参集した関係遺族が見守る中、厚生労働省に遺骨を引き渡した。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑での引渡式で、各派遣団から厚生労働省へ遺骨が引き渡された

千鳥ヶ淵戦没者墓苑での引渡式で、各派遣団から厚生労働省へ遺骨が引き渡された

 

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