OBON SOCIETYから今回本会に照会があった亀石脩氏の遺品(帽子)について茨城県遺族連合会へ捜索を依頼していたところ、甥の亀石清さんが笠間市内に在住していることが判明した。
ニューギニア島のセンタニで戦死した亀石氏の帽子は、戦地から持ち帰った元米兵が保管していたが、他界後に譲り受けた家族がOBONの活動を知り、遺族への返還を申し出ていた。
3月22日、笠間市役所で、帽子が清さんに無事引き渡された。帽子には、亀石氏の名前と旧日本海軍が帽子を交付した年月日を記した札が縫い付けられており、受け取った清さんは、「写真も全くないので、唯一の遺品となる。」と語った。