トップ » 遺骨帰還事業の取組み » 戦没者遺骨に関する情報を求めています(東部ニューギニア、ビスマーク・ソロモン諸島)
日本遺族会は、厚生労働省から委託を受け、東部ニューギニア地域及びビスマーク・ソロモン諸島地域において、平成二十五年度海外未送還遺骨情報収集事業の実施を予定している。本事業は、南方地域において、戦後六十八年が経過した今もなお取り残されたままとなっている戦没者の遺骨に関して集中的に情報を収集し、政府が実施する遺骨帰還事業の促進を図ることを目的としている。
本年度は、東部ニューギニア地域では、東セピック州、モロベ州、マダン州、オロ州等を中心に、ビスマーク・ソロモン諸島地域では、ブーゲンビル島、ニューブリテン島、マヌス島、ガダルカナル島、コロンバンガラ島、フロリダ島等を中心に、調査を実施する。
本事業では現地に調査団を派遣し、現地関係機関並びに現地住民に事業を周知し、情報の提供を呼びかけ、得られた情報に基づき試掘等を行い、一柱でも多くの遺骨の確認に従事する。
なお、本年度実施予定地域について戦没者の残存遺骨情報をお持ちの方は、本会事務局まで情報の提供を協力いただきたい。
電話03・3261・5521(代表)