ボルネオ・マレー、トラック諸島、パラオ諸島3地域を実施
日本遺族会では十月、戦没者遺児による慰霊友好親善事業のボルネオ・マレー半島、トラック諸島、パラオ諸島を相次いで実施した。総勢二十六人の戦没者遺児が参加し、永年の念願であった父の眠る地に歩を印し、六十余年ぶりに父と語らうと共に冥福を祈った。また、現地では病院に車イスを、小学校等には団員が持参した学用品等を寄贈するなどして友好親善も行った。
子供たちに学用品を手渡す団員=ボルネオ・マレー
父に語りかける洋上での慰霊祭=トラック諸島
現地の医療支援機関へ車いすを寄贈=パラオ諸島