トップ » 遺骨帰還事業の取組み » 東部ニューギニア、ビスマークソロモン諸島へ 本会から遺骨調査団派遣
日本遺族会は、厚生労働省から委託を受け実施している海外未送還遺骨情報収集事業で、東部ニューギニア地域に第三次派遣団、ビスマーク・ソロモン諸島地域に第二次並びに第三次派遣団をそれぞれ派遣した。
各派遣団は、州政府等の現地行政機関に対し本事業の取組みについて説明し、可能な限り村落を訪問して事業PR用ポスター及びパンフレットを配布し、日本兵の残存遺骨に関する情報の提供を呼びかけるとともに、寄せられた情報を基に、情報場所を踏査し試掘するなどして、遺骨の確認に努め、地権者及び発見者等から受領の了承が得られた遺骨は、政府の遺骨帰還団が訪問するまでの間、現地の保管施設に安置した。
本会調査団が確認・受領した遺骨柱数(推定)
東部ニューギニア第三次派遣団 178柱
ビスマーク・ソロモン第二次 17柱
同 第三次 158柱